わたしの教室では、だいたい年に1回発表会をします。
それとは別に「小さな音楽会」という
テーマを決めて行う会もしますので
年に2回くらいは、ステージに立ちます。
目標があると、やる気になるというのと
人前で弾くことに慣れること
達成感を味わってもらいたいため
大変かな~と思いつつ
やっていましたら・・・
発表会が終わったばかりなのに
「今度の発表会はいつ?」と
聞いてくる子が続出・・・
わたしが子供だった頃には
発表会が楽しいなんて思ったことは
一度もなかったのに^^;
いまの子供たちはステージを楽しめるのですね!
曲もなるべく どんな曲が弾きたいのか?
相談しながら決めるのですが
☆絶対に短調しか弾かない男の子
(理由はかっこいいから!)
☆速い曲が好きな子
☆優しい雰囲気のペダルを使った曲が良いという女の子
彼らが曲を自分自身で選ぶということを
繰り返していくうちに
自分の好みというものも、自覚するようです。
これが弾きたいという情熱や憧れは
思いがけないパワーを生み出します。
なんとなく、これが好き、魅かれるというのは
感性を磨く
とてもたいせつな練習だと思うのです。
自分が何を表現したがっているのか?
自分の心の中に
いま、どんなものがあるのか?
そんなことを発見して
見つめていってくれたらなあと、思っています。