こんにちは、2020年に入りブログの更新もしなければ、と思いながら
あっという間に新型コロナウィルスの拡がりにピアノ教室も影響を受けることになりました。急なレッスンの休講で生徒の皆様にはご迷惑をおかけしております。
長い講師生活ではじめての経験をしています。
今まで当たり前に生徒さんの隣で指導ができていたのが、あらゆる制約が入り、教室を開くこともままならなくなるとは、本当に思ってもみないことでした。
この状況が一日も早く収束し、私自身も含め、皆が安心してのびのびと暮らせる日が早く訪れることを切望しています。
4月6日から緊急事態宣言を受けて再びお休みに入りましたが、3月の下旬よりレッスンをしながらも、閉めることになった時のレッスンのことを考えていました。
ピアノの先生の中には、2月末よりオンラインレッスンに切り替えた方々もいらっしゃって、ネットでオンラインレッスンの情報を集めていました。
お休み前に数人の生徒さんにモニターレッスンをさせていただいたりしていました。
このお蔭で、4月の休業期間にご希望の生徒さん対象に、オンライン試験レッスンを行うことができました。
ビデオ通話の種類もたくさんあり、それぞれの環境にも左右されるので、生徒さんと一緒にこの1ヶ月実験を積み重ねてきたという感じです。
生徒さんに教えていただくこともあり、わたしも最初は何の知識も無かったのですが、
まだ、心もとない感じはありますが、だいぶ詳しくなりました!
とても助かったのがネット上でピアノ、ギター、ドラムなどオンラインでレッスンされている先生方が、情報を公開してくださっていたことです。
もちろん、実際にやってみないとわからないことも多いのですが、手がかりがあるのが本当に有り難かったです。
そのおかげで、どなたかに習ったりしたわけではないですが、素人のわたしでもなんとかピアノレッスンをすることにたどり着けました。
オンラインの環境と共に、どうレッスンするのかにも、慣れてきました。
お互い楽譜に小節番号を記入する、筆記具を用意してもらう、可能な方には演奏動画を送ってもらう、ホワイトボードを用意して楽語などの説明に使う、、等、まだまだ、工夫の仕方があると思います。
画面に集中する必要があるので、生徒さんは通常レッスンのときより、能動的にならないと受け取れないかもしれません。
集中力もいりますので、小さな生徒さんには疲れないように手や指の体操を入れたりしながら行うようにしています。
2回目となると皆さん慣れたものですね!
特にお子さんはやっぱり順応性がありますね。
わたしが合格すると丸を楽譜に付けていましたが、いまはできないので
それを自分で丸を付けるのが皆嬉しいみたいです(笑)
誇らしげに花丸とかにされてます。
わたしもいつもは韓ドラを観るのにしか使っていなかったipadがこんな形で仕事で役に立つとは驚いています。ちなみに、ビデオ通話はfacetime が素晴らしいです。
調子がいいとタイムラグを感じません。
5月11日以降のレッスン形態については決まり次第お知らせしたいと思っていますが、
なるべく皆さんが今まで通りにピアノ学習を進めていただけるよう努力するつもりです。
こんな時期だからこそ、音楽がピアノが心の栄養となると思います。
わたし自身も、せめてこころだけはのびのびと翼を広げていたいなと思っています。