お友達が出演するフラメンコの発表会に行ってきました。
毎回、招待してくださるので
彼女の踊りをずっと見続けているのですが
難しい踊りをこなしているし
なんだか、風格のようなものが出てきて
ひたむきにレッスンに通い
練習しているからだな~と、いつも感心します。
発表会には、様々な年代の女性が参加されていました。
観ていて
「日本女性なのに、なんで遠いスペインの踊りフラメンコを
選んだのかな?」
とふと思いました。
健康のため、友達に誘われて・・・とか
きっかけは、フラメンコに繋がる明確なものではなかったにしても
きっと、フラメンコに魅かれる種子のようなものが
心や体にあって
それが、あそこまで熱心に踊りに打ち込む
原動力になるのかな~と思いました。
わたしは、発表会に弱くて・・・
アマチュアの方の
あの一瞬にかける思いや気迫のようなものに
いつも心打たれます。
そんな人は他には居ないかもしれないけど
悲哀に満ちた踊りでも、明るくカラッとした曲調でも
涙がじわじわ~~と出てきてしまうのです。
緊張している面持ち、うまくいくかな?と不安な気持ち
でも、この一瞬にかける思い
アマチュアの方だからこそ、とても濃密な気がするのです。
普段は優しいお母さんで、今日は家族が応援にきてるのかな?とか
お孫さんにカッコイイ!とか言われるんだろうなぁとか
忙しい仕事の合間を縫って、レッスンに通って・・・など
妄想がふくらみ
なんだか、しみじみとステージに立つ方達のことを考えてしまうのです。
最後のプログラムの
ベテランの方々、指導者の方の踊りは迫力があり、引き込まれました。
ステージが終わり、友達を出待ちしていて
現れた彼女はステージで見るより、華奢で・・・
「痩せちゃったんじゃないの?」と声をかけると
「そーなの~」と。
厳しかったんだろうな、練習。。。
フラメンコって、かなりの運動量ですものね。
それでも、毎回毎回、ちゃんとステージに上がっている彼女に感服します。
フラメンコの衣装は、とても色彩豊かで
目を楽しませてくれました。
あ~世の中が白と黒だけじゃなくて良かった!!
そして、女性が世の中に居て良かった、と思いました。
こんなに美しいものをうみだせるのですから。
2012年5月30日水曜日
2012年5月22日火曜日
鍵盤は柔らかい!?
「ピアノの鍵盤をゼリーや粘土など
柔らかいものだと、イメージする。」
このことを知った時
本当に目から鱗だったのですが・・・
だって、鍵盤は木ですからね!!
木は「硬い物」というイメージがあるし
実際に硬いです^^;
でも、「硬い」と思ってしまうと
指を上から叩きつけるように弾かないと
音が出ないんじゃないか?
自分の指が負けてしまうのではないか?
と思ってしまい
指を高いところから、打ち下ろす
ということをしがちです。
そうすると、音はギャンギャンとしてしまい
アタック音ばかりが目立ち
もちろん、なめらかに音がつながりません。
いま、思うと、わたしはピアノの鍵盤と
ケンカしていたんだと思います。
うちの教室にはお手玉を置いてあるのですが
お手玉を使い
柔らかいものの中へ
指を入れていく感覚を味わってもらいます。
ぎゅ~っと中に入っていく感じ
慣れたら鍵盤でもやってもらいます。
そうすると、不思議なことに
音はくっきりと
音と音の間は、きれいにつながって
弾けるようになります。
小学生の生徒さんには
「鍵盤と仲良くしてね」と伝えたら
とても美しい丁寧な音を出せました。
心なしか、鍵盤を乱暴に扱ったりしなくなった気がします。
わたしは、長い間、鍵盤とピアノとずっと戦っていたのだと思いますが
あまり気持ちが良いものではないですよね。
征服しようとして来たのかもしれません。
指をゆっくり鍵盤の中へ入れていく
そうしていたら
ピアノとも仲良く
指先でピアノとのつながりを感じられるようになりました。
音も、よく聴くようになったと思います。
本当にイメージの力は大きいなぁと思います。
それは、当たり前のように
自分の頭の中で作っているものなのですけれど
大きな影響を与えているものなんだと思います。
お互いに調和するということ
きっと、それは何かを生み出すときに
とても大切な基盤になることなのだと思います。
柔らかいものだと、イメージする。」
このことを知った時
本当に目から鱗だったのですが・・・
だって、鍵盤は木ですからね!!
木は「硬い物」というイメージがあるし
実際に硬いです^^;
でも、「硬い」と思ってしまうと
指を上から叩きつけるように弾かないと
音が出ないんじゃないか?
自分の指が負けてしまうのではないか?
と思ってしまい
指を高いところから、打ち下ろす
ということをしがちです。
そうすると、音はギャンギャンとしてしまい
アタック音ばかりが目立ち
もちろん、なめらかに音がつながりません。
いま、思うと、わたしはピアノの鍵盤と
ケンカしていたんだと思います。
うちの教室にはお手玉を置いてあるのですが
お手玉を使い
柔らかいものの中へ
指を入れていく感覚を味わってもらいます。
ぎゅ~っと中に入っていく感じ
慣れたら鍵盤でもやってもらいます。
そうすると、不思議なことに
音はくっきりと
音と音の間は、きれいにつながって
弾けるようになります。
小学生の生徒さんには
「鍵盤と仲良くしてね」と伝えたら
とても美しい丁寧な音を出せました。
心なしか、鍵盤を乱暴に扱ったりしなくなった気がします。
わたしは、長い間、鍵盤とピアノとずっと戦っていたのだと思いますが
あまり気持ちが良いものではないですよね。
征服しようとして来たのかもしれません。
指をゆっくり鍵盤の中へ入れていく
そうしていたら
ピアノとも仲良く
指先でピアノとのつながりを感じられるようになりました。
音も、よく聴くようになったと思います。
本当にイメージの力は大きいなぁと思います。
それは、当たり前のように
自分の頭の中で作っているものなのですけれど
大きな影響を与えているものなんだと思います。
お互いに調和するということ
きっと、それは何かを生み出すときに
とても大切な基盤になることなのだと思います。
2012年5月16日水曜日
本番に向けての緊張対策
来月始めに企画しているおさらい会が
迫って参りました。
こういった発表会の度に
わたしも講師演奏として演奏させていただくので
日にちも近付き、ドキドキしています^^
本番での緊張。。。
これは本当に何回ステージに立っても
同じなんですね~
小さな舞台でも、大きなホールでも
ソロでも、アンサンブルでも・・・
緊張しないようにするには?と
考えたこともありましたが・・・
どうやら、緊張しないことが、あり得ないようです。
特に大人の方は、思考が色々と働きますので
子供たちより、緊張しやすいと思います。
なので、緊張することを折込み済みで
「緊張するのは当たり前、しょうがない」と
受け入れてしまえば
なんとなく、逆にホッとします。
わたしは、今回、演奏する曲を
皆が知っているとても速い曲に設定してしまったため^^;
緊張してガチガチになって弾くと
指は暴走し、コントロールが効かなくなり
心臓発作で倒れるんじゃないか?と思うくらい
動悸が速くなります。
これには、対策が必要だな~と思い
宇治田先生にもご相談させていただき
この曲の前に、落ち着いたテンポの短い曲を1曲
弾いて、自分を整えることにしました。
1曲、弾いているうちに
ピアノにも慣れ
心も指も落ち着いてくるでしょう
ということですね。
ピアノは自分の楽器を持ち運ぶことができないので
毎回、どんなピアノだろう?
鍵盤はどんな感じだろう?と
実際、弾くまではドキドキなのですが・・・
自分の味方になってくれそうなピアノでも
なかなか手強いかな~と思うピアノでも
替えられないので^^
スパッと開き直り
リハーサルの限られた時間内で
指先の感覚を研ぎ澄まし
なるべくコミュニケーションするようにします。
曲にのめり込み過ぎて、表現してしまうと
いつもの練習室
いつものピアノだったら、まだ、良いのですが
非日常の空間で弾く場合
自分のコンディションや気持ちに左右されてしまいます。
音楽にとって大切な流れを作るテンポが乱れてしまい
聴き手にとっては、
気持ち良く音楽に浸れなくなってしまうかも知れません。
表現を丁寧にしている自分
それを一歩引いて、大局的に見ている自分
人前で演奏する場合
特に大事になる事柄なのではないかなあと思います。
迫って参りました。
こういった発表会の度に
わたしも講師演奏として演奏させていただくので
日にちも近付き、ドキドキしています^^
本番での緊張。。。
これは本当に何回ステージに立っても
同じなんですね~
小さな舞台でも、大きなホールでも
ソロでも、アンサンブルでも・・・
緊張しないようにするには?と
考えたこともありましたが・・・
どうやら、緊張しないことが、あり得ないようです。
特に大人の方は、思考が色々と働きますので
子供たちより、緊張しやすいと思います。
なので、緊張することを折込み済みで
「緊張するのは当たり前、しょうがない」と
受け入れてしまえば
なんとなく、逆にホッとします。
わたしは、今回、演奏する曲を
皆が知っているとても速い曲に設定してしまったため^^;
緊張してガチガチになって弾くと
指は暴走し、コントロールが効かなくなり
心臓発作で倒れるんじゃないか?と思うくらい
動悸が速くなります。
これには、対策が必要だな~と思い
宇治田先生にもご相談させていただき
この曲の前に、落ち着いたテンポの短い曲を1曲
弾いて、自分を整えることにしました。
1曲、弾いているうちに
ピアノにも慣れ
心も指も落ち着いてくるでしょう
ということですね。
ピアノは自分の楽器を持ち運ぶことができないので
毎回、どんなピアノだろう?
鍵盤はどんな感じだろう?と
実際、弾くまではドキドキなのですが・・・
自分の味方になってくれそうなピアノでも
なかなか手強いかな~と思うピアノでも
替えられないので^^
スパッと開き直り
リハーサルの限られた時間内で
指先の感覚を研ぎ澄まし
なるべくコミュニケーションするようにします。
曲にのめり込み過ぎて、表現してしまうと
いつもの練習室
いつものピアノだったら、まだ、良いのですが
非日常の空間で弾く場合
自分のコンディションや気持ちに左右されてしまいます。
音楽にとって大切な流れを作るテンポが乱れてしまい
聴き手にとっては、
気持ち良く音楽に浸れなくなってしまうかも知れません。
表現を丁寧にしている自分
それを一歩引いて、大局的に見ている自分
人前で演奏する場合
特に大事になる事柄なのではないかなあと思います。
2012年5月3日木曜日
ジャズ 初めてのレッスン
楽器屋さんに、勤めていた頃、
売り場の同僚たちも
やっぱり、音楽好きな人が多く
皆で、休みの日にスタジオに入ったりして
遊んでいました。
わたしはコードもわからないのに
ただ、ピアノが弾けるというだけで
動員されました^^;
彼らは本当に自由に楽譜なしで
音楽を楽しんでいて
とてもうらやましかったです。
このことが、きっかけとなり
ジャズピアノを習うことにしました。
この先生に習おう!と決めての最初のレッスン
たぶん、とっても緊張してたと思います。
ピアノの椅子に座ったのですが
「立って」と言われておこなったのが
ジャズ独特のアフタービートの取り方のレッスンでした。
少し足を開いて立ち、左手を腰に当てて
右足でカウントを取りながら
右手の親指と中指で指を鳴らす・・・アフタービートを取るのです。
右足と指パッチンがズレる感じが
アフタービートになるのです。
しかも、「腰を揺らして」と言われて^^;
リズムはもうぐにゃぐにゃな感じ。
「これがちゃんと出来ないと、ジャズは出来ないから」
と言われ
はじめは本当に何でこんなことしなくちゃいけないんだろう!?と
恥ずかしい~~と思っていましたが、
レッスンを重ねるうちに
先生がおっしゃっていたことは、本当だったなぁと実感しました。
これがジャズ独特のスウィング感になっていくのです。
ブルージーなジャズピアノの演奏が得意だった先生からは
ねばっこ~いリズムをしつこくしつこく教えて頂きました。
ジャズのフレーズは、本当におしゃべりしているような
感じのものもあって
イントネーションをつけるために
必ずスキャットをうたいながら弾いて!
と言われて
コレも恥ずかしかったです~~
クラシックとは、全然違うレッスンに沢山刺激を受けました。
「あなたが思っているよりも、少し大げさくらいに表現しないと
聴いている人には、伝わらないよ」
と教えてくださったことは
曲を表現する上での、羞恥心のようなものを
とっぱらってくれて
それから、表現することを、楽しめるようになりました。
アドリブはとても難しくて
最後までちんぷんかんぷんでしたが・・・
大勢で演奏する楽しさとか
その場で作り上げる面白さとか・・を
ジャズと先生は教えてくれました♪
売り場の同僚たちも
やっぱり、音楽好きな人が多く
皆で、休みの日にスタジオに入ったりして
遊んでいました。
わたしはコードもわからないのに
ただ、ピアノが弾けるというだけで
動員されました^^;
彼らは本当に自由に楽譜なしで
音楽を楽しんでいて
とてもうらやましかったです。
このことが、きっかけとなり
ジャズピアノを習うことにしました。
この先生に習おう!と決めての最初のレッスン
たぶん、とっても緊張してたと思います。
ピアノの椅子に座ったのですが
「立って」と言われておこなったのが
ジャズ独特のアフタービートの取り方のレッスンでした。
少し足を開いて立ち、左手を腰に当てて
右足でカウントを取りながら
右手の親指と中指で指を鳴らす・・・アフタービートを取るのです。
右足と指パッチンがズレる感じが
アフタービートになるのです。
しかも、「腰を揺らして」と言われて^^;
リズムはもうぐにゃぐにゃな感じ。
「これがちゃんと出来ないと、ジャズは出来ないから」
と言われ
はじめは本当に何でこんなことしなくちゃいけないんだろう!?と
恥ずかしい~~と思っていましたが、
レッスンを重ねるうちに
先生がおっしゃっていたことは、本当だったなぁと実感しました。
これがジャズ独特のスウィング感になっていくのです。
ブルージーなジャズピアノの演奏が得意だった先生からは
ねばっこ~いリズムをしつこくしつこく教えて頂きました。
ジャズのフレーズは、本当におしゃべりしているような
感じのものもあって
イントネーションをつけるために
必ずスキャットをうたいながら弾いて!
と言われて
コレも恥ずかしかったです~~
クラシックとは、全然違うレッスンに沢山刺激を受けました。
「あなたが思っているよりも、少し大げさくらいに表現しないと
聴いている人には、伝わらないよ」
と教えてくださったことは
曲を表現する上での、羞恥心のようなものを
とっぱらってくれて
それから、表現することを、楽しめるようになりました。
アドリブはとても難しくて
最後までちんぷんかんぷんでしたが・・・
大勢で演奏する楽しさとか
その場で作り上げる面白さとか・・を
ジャズと先生は教えてくれました♪
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