この夏、発表会に向けてがんばって練習された生徒さんたち。。。
そして、夏から秋の合唱祭のために伴奏の練習を
ひたむきに続けた生徒さんがいらっしゃいました。
中学生になってからは、忙しくてなかなかコンスタントに
レッスンにこれない状態でした。
でも、お母様から「時々、ピアノを弾いているの」
というお話を聞くと
あ~良かったなぁ、ストレス解消になっているのかもしれないなぁと
思っていました。
サッカーがとても得意なその生徒さんは
それまでも、サッカーとピアノは全然違うことをする感じがするから
頭の違うところを使えて面白い。
とレッスンでも言っていました。
ピアノが好きなんでしょうね。
ピアノにしかない面白さに気付いている感じでした。
しばらくぶりに、会った生徒さんは、わたしより背が高く、大人っぽくなり
しっかりとした顔付きになってました。
レッスンを始めると、レッスンをしていなかった時間が
少しずつ埋められ、体の感覚、指の感覚、なども
戻っていきました。
彼は、小学生のうちに音楽の基礎であるソルフェージュ、リズムを
しっかりと終えられていて
譜読みに心配がなかったことが、わたしにとっても安心材料でした。
担任の先生から、どうしても伴奏を弾いて欲しいと頼まれ
ピアノ伴奏をしたいという女の子もいたみたいなのですが。
初めは弾けるかなぁ~と自分でも半信半疑だったみたいです。
楽曲が「空を駆ける天馬」という
わたしの学生時代から歌いつながれている
合唱曲の名曲だったこと。
きっと、いまの中学生もこの曲のドラマチックなところに
魅かれたと思います。
わたし自身も、ちょっと大人になった生徒さんに
いまだから、伝わるイメージ、精神的なことなどを取り上げ
音楽表現を伝えていくのが、とても楽しかったです。
ピアノ奏法についても、細かく注意しても
クラスみんなのためでもあるという責任感を自覚していた生徒さんは
うるさがらずに、よく自分の耳で確かめて弾き方を直していました。
合唱祭では、見事、優勝!!
みんながちゃんと練習してくれないと
悩んでいたこともあったけど、
最後にはみんなの気持ちが1つになったのでしょうね。
本当に良かった!
おめでとうございます。お疲れ様でした♪
何よりのご褒美でしたね♪