ピアノでは、両手の指それぞれに番号が付いています。
右手は親指から、1、2,3,4,5
左手も親指から、1,2,3,4,5となっています。
1の指、親指は他の指と付き方が違いますし長さも短く
使い方に注意が必要です。
日常生活では、何かを握ったり、つまんだり
大活躍の親指です。
パッとすぐ力が入りやすい指でもあります。
ピアノを弾く際は、他の指とバランスよく使っていかなくてはなりません。
親指は手首と連動しやすいので、手首から打鍵する形になりやすく
ガン!と乱暴な音が出やすいのです。
親指も、他の指と同じように指の付け根から動かしていきますが
日常生活では、まず、使わないので
動かすことさえ新鮮です。
親指は横を向いてますので
包丁でトントン切るような感じ。。。というと伝わるようです。
こんなに高く!?と思うくらい
親指は手首を上げて立てるようにした方がいいと思います。
ただ、色々な場合に応じて奏法も変えますので
基本的には・・・ということです。
親指・・・という名の通りなのでしょうか?
2~5の他の指を使って弾く時に
親指が一生懸命支えようとしがちです。
2~5の指でも充分独立して立つことが出来るのですが、
親指に力が入ってピン!と張ってしまうのです。
きっと、頼りなくて見てられないのでしょうね。
でも、親指に力が入っていると
逆に2~5の指は自由に動けないのです。
からだはいつもの反応をしがちなんですね。
自由に動くようになると、無駄な力も入らないで
楽に次々と弾くことができます。
力が入ったなぁ、と思ったら
あなたががんばらなくても大丈夫!と
その度に親指を下ろしていく作業をしていけば
このクセも自然に取れていきます♪