2013年4月13日土曜日

思い出の音楽

縁あって今月より、着物リメイク教室の片隅をお借りして
キーボードを使用してのピアノ教室を開くことになりました。

きっかけは、リメイク教室に通う生徒さんが
昔、弾いたり歌ったりした懐かしい童謡や流行歌を
弾けるようになりたいというものでした。

当初は、ピアノを探していたのですが
なかなか見つからず、
また、着物の生地などを求めに来るお客様の出入りもあるということで
大きな音のするピアノより、音量調節の出来るキーボードの方が
良いかもしれない・・・と
生徒さんのご了承を得て、やってみることにしました。

ご希望の昔の童謡曲集を探しにYAMAHAに行くと
シニア向けの楽譜の見やすいものが見付かりました。

ソナチネまで進んだことがあるということでしたが、
久しぶりの再開ですので、やさしいエチュードや
譜読みの説明が必要な場合のための五線ノートなどを
用意していきました。

レッスンを始め、最初は易しいものから~と
エチュードをやってみると、難なくできてしまうので
それでは・・・と弾いてみたい曲は何ですか?と
曲集の中の1曲を譜読みしていきました。

あっという間に両手OK.

「スゴイですね~!」
「イヤ~でも、何だか緊張するわね~~」

確かにピアノを弾くことは同時に色々な作業をして
そして流れていかなければいけないので
集中力が必要なんですね。

そして、中学生の時に弾いたというソナチネを暗譜で弾いてみせて
いただきました。
まぁ、良く指も動いている!

「この曲集じゃ物足りないかもしれないので、ソナチネの続きとかをされます?」
とお聞きしたのですが、

「ううん、いいの。歌って弾ける方が楽しいから。」

ナルホド~~

わたしなんか、ガツガツしていて
あれも弾きたい、これも弾きたい
まだ、これも弾けてないし、
あ~前に弾いたのが忘れて弾けなくなってるー!!とか、

欲だらけですが・・・

わたしが70代になって、心から弾きたいと思う曲って何だろう?
その時、音楽に対して何を求めているのかな~?

青春時代によく歌った曲を
「懐かしいわね~」と言いながら弾かれて
当時のことも思い出されているようでした。

わたしが夫とよく80’sを聴きながらそれぞれの学生時代の笑い話をするのと
同じでしょうか。。。

音楽と思い出って結びついているんですよね。

声もとても美しい生徒さんの弾き語りが
どんなふうに進化していくのか
これからのレッスンがとても楽しみです。



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