2015年8月30日日曜日

やっと見て来ました!

先月、ブログでもご紹介したエリック・サティ展
今日で終わりなんですが、
昨日、小雨の降る渋谷文化村にて、見てきました。

ここでは、よく美術展を見に来るのですが、
その美術展にも寄りますが、
割と、重厚な感じというか、格式のある雰囲気の中
見ることが多かったです。

 この展覧会は各部屋でサティのピアノ曲が流れ
ジムノペディで、お出迎えされました。
音楽がかかってると、リラックスできるのでしょうね。
でも、このかかり具合が絶妙だったんです。
あ~かかってるのねーくらいな感じです。


最初のお部屋はいつもながらの赤の壁紙で
ロートレックが描いたキャバレーのポスターが
ハマってました。
いきなり、フランスの風です^^
たまたまですが、わたしの前にはフランス人の二人連れの方がいて
フランス語も風を加速させました。

第3章の部屋は
壁紙がミントグリーン♪
ここでは、こんな色の壁紙初めて見ました。
でも、それが、サティの楽譜やマルタンの挿絵とぴったりで
軽やかな楽しい雰囲気でした。

「スポーツと気晴らし」は、出口付近で
映像コーナーとして、見ること、聴くことができて、
これまた、楽しい経験でした。
挿絵と楽譜を見ながら、セリフ?も聴いてもちろん、ピアノ音楽も流れる~
という贅沢なものでした。
サティの楽譜がとてもきれいでたのしく(セリフもあるし)
他の観覧者の方々と同じ楽譜をニコニコ眺めるなんて
思ってもみなかったです。

チラシにも書かれていたサティが手がけたバレエ音楽
絶対普通のバレエではないと思っていたけど
予想を超えるものでした!
ピカソが衣装デザインをしていたり、豪華メンバーなのですけど、
かなり、斬新というか、奇妙というか、当時の人は面食らったでしょうね~
でも、あらゆる批判をものともせず、逆に皮肉るところは
そのメンタル欲しい!と思いましたね。

そのバレエ「パラード」の2007年の再演を映像で見ることもできて
より、具体的に様子を想像できました。
再演してること自体にも驚きましたが
人間二人で作った馬とかも出てくるのですよ~
これ当時やったんだね~という感じです。

サティが身につけていた帽子や杖、替え衿なども展示され
人間サティを身近に感じることもできましたし、
充実した展示で満足でした。
楽しかったです!