2013年9月27日金曜日

嬉しい言葉

小さな音楽会を開催後、会に参加してくださった生徒さん、お客様から
沢山、思いがけないすてきな感想をいただきました。

みなさんの演奏を聴いて感想を切り絵で表現する
というのが、とてもたのしかったということでした^^

生徒さんは演奏者であり、聴き手でもあって
演奏することにもドキドキして
他の方の演奏にも、よーく感覚を研ぎ澄ませ聴いていただき
それはそれは、忙しかったと思うのですが、
演奏の合間に違う作業が入ることで、
自分の演奏にもリラックスして、臨めたということでした。

そのせいか、リハーサルで緊張していた子供たちも
なぜか?本番の方がよく弾けるという
不思議な事態になりました。

わたしも初めての試みでしたので
会の流れが切れ切れになってしまわないか?
コラージュを行う主旨がよく伝わるかどうか?
など、心配だったのですが、
(コラージュがどんな出来上がりになるかどうかもわからないし・・・)

演奏した方は、ほかの方が皆で作ってくれた
自分だけのコラージュに、
皆さんからの心のこもった温もりと
自分の演奏に対する誇らしさのようなものが芽生えたと思います。

音楽は空気のように消えてなくなってしまうけど、
「こう思ったよ!こう感じたよ!」というみんなの感想が
コラージュとして残って、
わたし自身は、ちょっと恥ずかしいような・・・
でも、抱きしめたーい気持ちでした。
みんなありがとう!!

切り絵に付いてる両面テープを剥がして
台紙にペタペタ貼っていったのですが、
これが、指先の細かい動きの意識に繋がって
演奏でも指が動いた!など
一石二鳥なこともあったようです。

発表会後、色々な刺激を受けて
さらに、真剣に取り組もうと決意する方
今度はこれやりたーいと宣言してくれる方

意志が明確になり、輝き出す方が多いです。

みなさんが、次の晴れ舞台でも笑顔になれますように
1つ1つのステップをサポートさせていただきますね。

2013年9月16日月曜日

小さな音楽会、無事に開催できました♪

昨日、無事に生徒さんたちの晴れ舞台「小さな音楽会」を終えることができました。
先週、半ばからの台風の予報・・・
何ヶ月も前から準備して、生徒さんたちも練習を重ねてきたのに
本当にガーン!!という感じでした;;

当日、朝、やっぱり大雨・・・
会場のオーナーさんとご相談して一週間後にしようかと
悩んだりもしましたが、決行することにしました。

搬入の時間は大雨だったのですが
リハーサルが始まる頃から、小雨、、、アレ?晴れてきました^^

開場時間だけでもいいから晴れててー!!
いや、どうせなら、閉会してみんなが駅に辿り着くまで晴れててー!!

そんな願いが通じたのか、見事に最後までお天気がもちました。
ありがたかったです。

今回のテーマは「聴くこと」
切り紙を使い曲を聴いた感想をみんなでコラージュしていきます。
初めての試みでしたが、とても面白かったです。

トトロの「さんぽ」を聴いて皆で作ったもの



何となく、グリーンが多かったり映画「となりのトトロ」の雰囲気ありますよね。

堂々とした感じの曲にはゴールドが多かったり、
フワッとした柔らかい曲にはピンクやハート
リズムのある軽やかな曲には切り紙を貼る配置にリズムを感じたり

皆で作っているのに(一人2枚ずつ選んで貼ります)
出来上がったものは統一感を感じさせ、ちゃんと物語が出来ているんです。

皆さんアートの才能もあるんですね。

スタッフの方のショパンのノクターン5番の演奏には・・・



わたしもノクターン8番弾きました。こんな感じ




わざわざこんなことをしていただいたのには、良い悪いという枠にとらわれず
感覚で音楽を聴いて欲しかったからです。
「聴く力」は才能なんかではなく、習慣、練習だと思います。

感覚で聴いていいんだ、という許可を自分に与えてあげれば、
自由で楽しい世界が待っていると思います。

今回、みんなでやったことが種となって
こころのどこかに根付いて欲しい。
これから音楽やピアノとずっと仲良くしていく力になればと思います。

猛暑の夏を経て、一生懸命練習に取り組んでいただき
素敵な演奏をどうもありがとうございました!


2013年7月29日月曜日

聴くこと、見ること、感じること



このところ、色々な模様の折り紙をチョキチョキと切っています。
教室の「小さな音楽会」で使うためですが、
今回は「聴くこと」がテーマ。

聴き手の感性を育むことが、目的です。
もちろん、演奏者も他の方の演奏を聴く時は
聴き手になります。

音楽でも・・・絵でも・・・
「わからないから~」と自分の感想を言うことを敬遠する方も
多いですよね。

芸術に触れて、人は何かしら心揺さぶられると思います。
自分とフィットしないこともあると思いますが、
それも含めて何かしら感じていると思います。

「こんな気持ちになった。」
「こんなイメージが湧いてきた」等・・・

頭で考えるのでなく、ハートで感じることで
普段の生活では、得られない
違う世界を見ることができたりもします。

「良い、悪い」で、斬るのではなく
自分の心の中のどの部分が反応しているのだろう?と
観るのも面白いと思います。

用意した切り紙は、言葉の代わりに色や形で
音楽を聴いた感想を表現してもらい
みんなで、コラージュを共同制作をしてもらおうと思っています。

どんなコラージュが出来上がるか、とても楽しみです。

前に友人が出品した書道展に行き
1つ1つの作品が素晴らしく泣いてしまったことがありました。
わたしは、書道を習ったこともなく、技術的なことも何もわからないのですが
そういうものを超えたパワーが伝わってきました。

それを、同じく書を勉強している方にお話したら
「そういうことを感じられるあなたも素晴らしいんですよ。」と言われ

「表現者も観てくれる方も同等、観客がいて作品の存在が輝いてくる。」
と教えてくださいました。

確かにそうかも・・・と思います。
わたしの演奏を聴いた方から、こちらが意図してないことまで
感じ取られ伝えられたことも、たくさんあります。

1つの表現が「聴き手」の中で反応し、多彩な広がりを見せ始めるんですね。

「小さな音楽会」で、会場に集まる方々の
ハートが大きく開いて色々なものが飛び出してくるのを楽しみにしています。

2013年7月13日土曜日

お母さん見て!!

小さなお子さんだと、まだ、一人でレッスンに
通ったりできないので
その期間、ご両親が付き添いされ
レッスンも見学されることが多いです。

新しく始めたばかりのピアノ
新しい先生
覚えなきゃいけないたくさんのこと

最初は慣れないことばかりですし
小さな生徒さんは、クタクタになってしまうかもしれません。

そんなレッスンの中でも
「うまくできたね。」とわたしが褒めた時
「あれ~?」ちょっと間違えちゃった時も
みんなする行動があります。

それは、お母さんの顔を見ること。
褒められたときは得意そうな顔で
失敗しちゃったときは、恥ずかしそうに・・・

その姿を見る度に、「お母さん」の存在の大きさに
かなわないなぁ~と思ってしまうのです。

どんな時も自分の気持ちや様子を共有していて欲しい
お母さんはどう思っているんだろう?
そんな気持ちが伝わってきます。

家での練習について訊ねられることも多いのですが
一人ぽっちで練習するというのは
子供にとってはとても孤独で不安な気にもなるものです。

小さいうちは、側に居て「お母さんは見ているんだよ。」と安心させて
あげるといいと思います。

教えているうちにイライラして怒ってしまうという話を
よく聞きますが
一方的に「こうでしょ。」というのではなく
一緒に考える、一緒にわからないところを解決していく
という方がオススメです。

「ピアノって難しいね。でも、ここまで進んだね。」と
子供の気持ちに寄り添い共有することが大切だと思うのです。

中には一人で黙々と練習する子もいます。
じっくりと取り組むのが得意な子、
ピアノの世界に惹かれて楽しむことを覚えた子は
逆にあまり干渉されたくないようです。

それでも、「あなたの演奏、聴いてたよ、よかったよ。」と
関心をもってくれることは、本当に嬉しいものです。

誰かが見ていてくれる。聴いてくれている、というのは
心にハリが出るものです。
がんばろう!きれいに弾けるようになりたい!と自然に思えます。

ご家族やお友達がピアノの練習を頑張っている時
少しの時間、耳を傾け聴いてみてあげてください。

あなたの頑張りを見てますよ、ちゃんと聴いてるよ
という様子に
励まされ長い道のりも歩き続けようと思えるのです。

2013年6月21日金曜日

手が小さくてもピアノは弾ける♪




わたしの左手の写真です。
大きさを測ってみたら(初めて測りました。)
手の平の一番広いところの幅が8センチ
中指の先から、手首までは、15.8センチでした。

う~ん、ナルホド・・・
いつもお世話になってはいましたが、
正確な大きさは知らなかったので
感慨深いです。。。

子供の生徒さんが、小学4、5年生になる頃には
ほとんどの方がわたしより大きな手になられます。

・・・ということで、うちの教室では、
手が小さいことや、指の長さがたりな~いということは
ピアノが弾けない、という言い訳にはなりません^^

「だって、指が・・・」と言いそうになるものなら、
「先生、OOちゃんの手より小さいけど弾けてるよ!」
ということになってしまいます。

もちろん、一度に沢山の音を掴む和音など
物理的にムリなこともありますが、
手の状態と、指の間の柔らかさで
なんとか、しのげてしまうものも沢山あります。

わたし自身の経験から、手がまだ柔らかい子供のうちに
指のストレッチや、苦手な使えない指を作らない。
ということに気をつけています。

手首の柔らかさもとても重要だと思います。

小さい頃、ピアノの先生に
お風呂の縁のところで、指を広げるストレッチをしてね、
と言われていたのを、生真面目に守ってやっていたら
親指と小指は横一直線に広がるようになりました。

指と指の間も、和音をあきらめず弾いていたら
広がるようになりました。
オクターブのある曲は、
本当に嫌で嫌でやりたくなかったのですが
指を広げる時に、伸ばし緩めながらしていたら、ラクになりました。

薬指がうまく使えなくて、いまは音が出なかったり・・・
4と5、3と4の指の間が広がらなくても・・・
使い続けていると、使えるように広がってきます。

せっかく5本指があるのだったら、
全部使える指にしようよ!と伝えています。

ピアノの鍵盤は88鍵あります。
両手を合わせて10本の指でも
幅広くピアノを使う場合は、大忙しですよね。

手が小さくても、弾けるようになるコツは沢山あります。

何も考えないで弾けてしまうのは、本当に羨ましいと思いますが、
この手のおかげで無駄な動きをしないで弾くことを
手を観察しながら考えるクセがつきました。

いまになって思うと、大きな収穫だったかな、と思います。

2013年5月30日木曜日

音のエネルギー

「虹の彼方に」という有名な曲があります。
冒頭のメロディ、最初の音からいきなり1オクターブ上の音へ

演奏していたわたしは
「そんなに簡単に弾かないで!」とジャズピアノの先生に言われてしまいました。
はじめは、何を言われているのか分からず・・・

先生はそのメロディを歌ってみせてくれました。
お腹に力を入れないと、いきなりのオクターブは
とても歌えません。

音と音の間に繋がるエネルギー
まさに虹が空に掛かるように、大きく伸び伸びと
広がる力強いエネルギーです。

わたしは、音を点と点としてしか、捉えていませんでした。
ただ、音が移動しただけ
音と音の間を意識できていませんでした。

それ以来、メロディを口に出して歌ってみることは
大切だと思ってきました。
ピアノの鍵盤上では、指を少し動かしてポン!と簡単に
弾けてしまうことが落とし穴なんですよね。

指を動かすことに気を取られ
指で歌うことがおざなりになってしまいます。

ジャズのレッスンでは、いわゆるスキャットと言われるものを
歌いながらフレーズを弾くことをよく練習させられました。

ちょうど、おしゃべりのイントネーションみたいに
細かいアクセントや、強弱が付くので
その微妙な表現を口で歌うことで
指に繋げていく作業でした。

クラシックの場合は、長い音を使ったメロディも多いので
音が伸びている間
音と音の間
音がどこへ終着していくのか?
大きな流れ、エネルギーが動いていくのだと思います。

五線譜の横のラインに交わる
音符の縦の線ばかり見ていると
音楽の流れが想像できなくなってしまいます。

前に切り絵作家の蒼山日菜さんの
楽譜を切り絵にした作品を写真で見たことがありました。

立体的な楽譜といった感じです。
五線が曲線にもなっていて美しかった☆
音楽が聴こえてくるようでした。

こんな楽譜だとイメージしやすいのになぁと
思った記憶があります。

エネルギーが動いて流れていくことを
いつも体感しながら弾いていけたら、と思います。

2013年5月9日木曜日

レッスンバッグ

楽譜を持ち歩くのに欠かせないのが
レッスンバッグですね。
A4サイズの楽譜を何冊か入るバッグというと
丈夫で大きさもあって・・・と選ぶと

よく友達からは「お医者さんバッグみたい。」とからかわれました。
わたしだって、みんなみたいな可愛い小ぶりのバッグ持ちたい!

でも、使用頻度が多いので、結局からだのわりには
大きなバッグばかり持ち歩いていましたね~

ちいさな生徒さんはカラフルな素敵なレッスンバッグを
持ってきてくれます。
お母さんの手作りだったり、ト音記号や音符、鍵盤が描かれたもの

自分で作ったマスコットが付いていたり、
いまは可愛いバッグがたくさんあるんですね。

「のだめカンタービレ」ののだめちゃんが
鍵盤柄のレッスンバッグを持っていましたよね。
てんとう虫も付いていたかな?

あれ以来、黒がベースの大人も持ち歩けそうな
鍵盤柄のレッスンバッグを楽器店などで
見かけるようになりました。

わたしも1つ欲しいな~と思っています。

鎌倉でのレッスンの帰り、電車に乗って
シートに座ると
お隣の年配の男性が鍵盤柄のレッスンバッグを
抱えているのに気付きました。

同じ音楽を勉強する仲間
親近感がわきます。

楽器は持っていないようだけど、何を習われているんだろう?
バッグから楽譜を取り出されて、目を通している様子です。

目に入ってきた楽譜には、エチュードと書かれている短い曲で
音を1つ1つ取られているようでした。

これからレッスンなのかな~
ひたむきな思いに心が熱くなります。

何かを学び続けるということは
体の中から自分でも思いもよらないパワーが
出てきたりもします。

そして、その一途さは見ていて
本当に清々しく気持ちが良いものです。