譜読みをするのが、ある程度慣れてきて
色々な指使いにも、対応できるようになったころ
どの生徒さんにも、一度はバッハの曲に触れてもらいます。
いまから、300年以上も前にうまれた人
その人とも、その時代とも
かけ離れたところで生きているわたし達
それでも、バッハの曲を聴くと気持ちが落ち着いてきたり
演奏することで、癒されたりします。
いわゆるポリフォニーと呼ばれる
声部が重なった音楽なので
メロディ、伴奏と役割分担がハッキリしている
現代の曲とは、趣が違います。
はじめは、生徒さんに弾いてもらうのはどうなんだろう?
確かにテクニックを磨く点でも
バッハの曲は外せないのですが
好き嫌いもあるし・・・
実はわたしも小さい頃は
全然、バッハが面白くなく
ナント!先生の家で譜読みをするという
暴挙に出ていたことも・・・(先生、ごめんなさい;;)
恐る恐る、生徒さんに曲を聴いてもらうと・・・
「カッコイイ!!」
えっ・・??
長調のメヌエットなども、人気があるのですが
短調で、どんどん転調していくようなものも
すごく人気があるのです。
バッハ人気にあやかり
数年前に
「バッハの会」を開催しました。
プログラムはオールバッハ♪
「主よ人の望みの喜びよ」や「G線上のアリア」を
ピアノ連弾にアレンジしたものの演奏などもあり
楽しかったです!
お楽しみに、バッハクイズを出題し
皆さんに3択で答えてもらう
というのもやりました。
皆が答えにビックリ!した質問がコレ。
Q バッハには、子供が何人いたでしょう?
さぁ、何人でしょう??
見事、1人だけ、大当たりの生徒さんがいて
皆に「すご~い」と羨望の眼差しで見られていました♪
きっと、いまの子供たちは
感性も鋭いし、合わせて
深い精神性を持っているのだと思います。
もしかしたら、大人のわたし達よりも進化しているのでは?
と思うことがよくあります。
そんな彼らから、
いつも新鮮な驚きと知恵を
シェアしてもらっています。