2012年4月24日火曜日

バッハの会

譜読みをするのが、ある程度慣れてきて
色々な指使いにも、対応できるようになったころ

どの生徒さんにも、一度はバッハの曲に触れてもらいます。

いまから、300年以上も前にうまれた人
その人とも、その時代とも
かけ離れたところで生きているわたし達

それでも、バッハの曲を聴くと気持ちが落ち着いてきたり
演奏することで、癒されたりします。

いわゆるポリフォニーと呼ばれる
声部が重なった音楽なので

メロディ、伴奏と役割分担がハッキリしている
現代の曲とは、趣が違います。

はじめは、生徒さんに弾いてもらうのはどうなんだろう?

確かにテクニックを磨く点でも
バッハの曲は外せないのですが
好き嫌いもあるし・・・

実はわたしも小さい頃は
全然、バッハが面白くなく
ナント!先生の家で譜読みをするという
暴挙に出ていたことも・・・(先生、ごめんなさい;;)

恐る恐る、生徒さんに曲を聴いてもらうと・・・

「カッコイイ!!」

えっ・・??

長調のメヌエットなども、人気があるのですが
短調で、どんどん転調していくようなものも
すごく人気があるのです。

バッハ人気にあやかり
数年前に
「バッハの会」を開催しました。

プログラムはオールバッハ♪

「主よ人の望みの喜びよ」や「G線上のアリア」を
ピアノ連弾にアレンジしたものの演奏などもあり
楽しかったです!

お楽しみに、バッハクイズを出題し
皆さんに3択で答えてもらう
というのもやりました。

皆が答えにビックリ!した質問がコレ。

Q バッハには、子供が何人いたでしょう?

さぁ、何人でしょう??

見事、1人だけ、大当たりの生徒さんがいて
皆に「すご~い」と羨望の眼差しで見られていました♪



きっと、いまの子供たちは
感性も鋭いし、合わせて
深い精神性を持っているのだと思います。

もしかしたら、大人のわたし達よりも進化しているのでは?

と思うことがよくあります。

そんな彼らから、
いつも新鮮な驚きと知恵を
シェアしてもらっています。