2013年7月29日月曜日
聴くこと、見ること、感じること
このところ、色々な模様の折り紙をチョキチョキと切っています。
教室の「小さな音楽会」で使うためですが、
今回は「聴くこと」がテーマ。
聴き手の感性を育むことが、目的です。
もちろん、演奏者も他の方の演奏を聴く時は
聴き手になります。
音楽でも・・・絵でも・・・
「わからないから~」と自分の感想を言うことを敬遠する方も
多いですよね。
芸術に触れて、人は何かしら心揺さぶられると思います。
自分とフィットしないこともあると思いますが、
それも含めて何かしら感じていると思います。
「こんな気持ちになった。」
「こんなイメージが湧いてきた」等・・・
頭で考えるのでなく、ハートで感じることで
普段の生活では、得られない
違う世界を見ることができたりもします。
「良い、悪い」で、斬るのではなく
自分の心の中のどの部分が反応しているのだろう?と
観るのも面白いと思います。
用意した切り紙は、言葉の代わりに色や形で
音楽を聴いた感想を表現してもらい
みんなで、コラージュを共同制作をしてもらおうと思っています。
どんなコラージュが出来上がるか、とても楽しみです。
前に友人が出品した書道展に行き
1つ1つの作品が素晴らしく泣いてしまったことがありました。
わたしは、書道を習ったこともなく、技術的なことも何もわからないのですが
そういうものを超えたパワーが伝わってきました。
それを、同じく書を勉強している方にお話したら
「そういうことを感じられるあなたも素晴らしいんですよ。」と言われ
「表現者も観てくれる方も同等、観客がいて作品の存在が輝いてくる。」
と教えてくださいました。
確かにそうかも・・・と思います。
わたしの演奏を聴いた方から、こちらが意図してないことまで
感じ取られ伝えられたことも、たくさんあります。
1つの表現が「聴き手」の中で反応し、多彩な広がりを見せ始めるんですね。
「小さな音楽会」で、会場に集まる方々の
ハートが大きく開いて色々なものが飛び出してくるのを楽しみにしています。
2013年7月13日土曜日
お母さん見て!!
小さなお子さんだと、まだ、一人でレッスンに
通ったりできないので
その期間、ご両親が付き添いされ
レッスンも見学されることが多いです。
新しく始めたばかりのピアノ
新しい先生
覚えなきゃいけないたくさんのこと
最初は慣れないことばかりですし
小さな生徒さんは、クタクタになってしまうかもしれません。
そんなレッスンの中でも
「うまくできたね。」とわたしが褒めた時
「あれ~?」ちょっと間違えちゃった時も
みんなする行動があります。
それは、お母さんの顔を見ること。
褒められたときは得意そうな顔で
失敗しちゃったときは、恥ずかしそうに・・・
その姿を見る度に、「お母さん」の存在の大きさに
かなわないなぁ~と思ってしまうのです。
どんな時も自分の気持ちや様子を共有していて欲しい
お母さんはどう思っているんだろう?
そんな気持ちが伝わってきます。
家での練習について訊ねられることも多いのですが
一人ぽっちで練習するというのは
子供にとってはとても孤独で不安な気にもなるものです。
小さいうちは、側に居て「お母さんは見ているんだよ。」と安心させて
あげるといいと思います。
教えているうちにイライラして怒ってしまうという話を
よく聞きますが
一方的に「こうでしょ。」というのではなく
一緒に考える、一緒にわからないところを解決していく
という方がオススメです。
「ピアノって難しいね。でも、ここまで進んだね。」と
子供の気持ちに寄り添い共有することが大切だと思うのです。
中には一人で黙々と練習する子もいます。
じっくりと取り組むのが得意な子、
ピアノの世界に惹かれて楽しむことを覚えた子は
逆にあまり干渉されたくないようです。
それでも、「あなたの演奏、聴いてたよ、よかったよ。」と
関心をもってくれることは、本当に嬉しいものです。
誰かが見ていてくれる。聴いてくれている、というのは
心にハリが出るものです。
がんばろう!きれいに弾けるようになりたい!と自然に思えます。
ご家族やお友達がピアノの練習を頑張っている時
少しの時間、耳を傾け聴いてみてあげてください。
あなたの頑張りを見てますよ、ちゃんと聴いてるよ
という様子に
励まされ長い道のりも歩き続けようと思えるのです。
通ったりできないので
その期間、ご両親が付き添いされ
レッスンも見学されることが多いです。
新しく始めたばかりのピアノ
新しい先生
覚えなきゃいけないたくさんのこと
最初は慣れないことばかりですし
小さな生徒さんは、クタクタになってしまうかもしれません。
そんなレッスンの中でも
「うまくできたね。」とわたしが褒めた時
「あれ~?」ちょっと間違えちゃった時も
みんなする行動があります。
それは、お母さんの顔を見ること。
褒められたときは得意そうな顔で
失敗しちゃったときは、恥ずかしそうに・・・
その姿を見る度に、「お母さん」の存在の大きさに
かなわないなぁ~と思ってしまうのです。
どんな時も自分の気持ちや様子を共有していて欲しい
お母さんはどう思っているんだろう?
そんな気持ちが伝わってきます。
家での練習について訊ねられることも多いのですが
一人ぽっちで練習するというのは
子供にとってはとても孤独で不安な気にもなるものです。
小さいうちは、側に居て「お母さんは見ているんだよ。」と安心させて
あげるといいと思います。
教えているうちにイライラして怒ってしまうという話を
よく聞きますが
一方的に「こうでしょ。」というのではなく
一緒に考える、一緒にわからないところを解決していく
という方がオススメです。
「ピアノって難しいね。でも、ここまで進んだね。」と
子供の気持ちに寄り添い共有することが大切だと思うのです。
中には一人で黙々と練習する子もいます。
じっくりと取り組むのが得意な子、
ピアノの世界に惹かれて楽しむことを覚えた子は
逆にあまり干渉されたくないようです。
それでも、「あなたの演奏、聴いてたよ、よかったよ。」と
関心をもってくれることは、本当に嬉しいものです。
誰かが見ていてくれる。聴いてくれている、というのは
心にハリが出るものです。
がんばろう!きれいに弾けるようになりたい!と自然に思えます。
ご家族やお友達がピアノの練習を頑張っている時
少しの時間、耳を傾け聴いてみてあげてください。
あなたの頑張りを見てますよ、ちゃんと聴いてるよ
という様子に
励まされ長い道のりも歩き続けようと思えるのです。
2013年6月21日金曜日
手が小さくてもピアノは弾ける♪
わたしの左手の写真です。
大きさを測ってみたら(初めて測りました。)
手の平の一番広いところの幅が8センチ
中指の先から、手首までは、15.8センチでした。
う~ん、ナルホド・・・
いつもお世話になってはいましたが、
正確な大きさは知らなかったので
感慨深いです。。。
子供の生徒さんが、小学4、5年生になる頃には
ほとんどの方がわたしより大きな手になられます。
・・・ということで、うちの教室では、
手が小さいことや、指の長さがたりな~いということは
ピアノが弾けない、という言い訳にはなりません^^
「だって、指が・・・」と言いそうになるものなら、
「先生、OOちゃんの手より小さいけど弾けてるよ!」
ということになってしまいます。
もちろん、一度に沢山の音を掴む和音など
物理的にムリなこともありますが、
手の状態と、指の間の柔らかさで
なんとか、しのげてしまうものも沢山あります。
わたし自身の経験から、手がまだ柔らかい子供のうちに
指のストレッチや、苦手な使えない指を作らない。
ということに気をつけています。
手首の柔らかさもとても重要だと思います。
小さい頃、ピアノの先生に
お風呂の縁のところで、指を広げるストレッチをしてね、
と言われていたのを、生真面目に守ってやっていたら
親指と小指は横一直線に広がるようになりました。
指と指の間も、和音をあきらめず弾いていたら
広がるようになりました。
オクターブのある曲は、
本当に嫌で嫌でやりたくなかったのですが
指を広げる時に、伸ばし緩めながらしていたら、ラクになりました。
薬指がうまく使えなくて、いまは音が出なかったり・・・
4と5、3と4の指の間が広がらなくても・・・
使い続けていると、使えるように広がってきます。
せっかく5本指があるのだったら、
全部使える指にしようよ!と伝えています。
ピアノの鍵盤は88鍵あります。
両手を合わせて10本の指でも
幅広くピアノを使う場合は、大忙しですよね。
手が小さくても、弾けるようになるコツは沢山あります。
何も考えないで弾けてしまうのは、本当に羨ましいと思いますが、
この手のおかげで無駄な動きをしないで弾くことを
手を観察しながら考えるクセがつきました。
いまになって思うと、大きな収穫だったかな、と思います。
2013年5月30日木曜日
音のエネルギー
「虹の彼方に」という有名な曲があります。
冒頭のメロディ、最初の音からいきなり1オクターブ上の音へ
演奏していたわたしは
「そんなに簡単に弾かないで!」とジャズピアノの先生に言われてしまいました。
はじめは、何を言われているのか分からず・・・
先生はそのメロディを歌ってみせてくれました。
お腹に力を入れないと、いきなりのオクターブは
とても歌えません。
音と音の間に繋がるエネルギー
まさに虹が空に掛かるように、大きく伸び伸びと
広がる力強いエネルギーです。
わたしは、音を点と点としてしか、捉えていませんでした。
ただ、音が移動しただけ
音と音の間を意識できていませんでした。
それ以来、メロディを口に出して歌ってみることは
大切だと思ってきました。
ピアノの鍵盤上では、指を少し動かしてポン!と簡単に
弾けてしまうことが落とし穴なんですよね。
指を動かすことに気を取られ
指で歌うことがおざなりになってしまいます。
ジャズのレッスンでは、いわゆるスキャットと言われるものを
歌いながらフレーズを弾くことをよく練習させられました。
ちょうど、おしゃべりのイントネーションみたいに
細かいアクセントや、強弱が付くので
その微妙な表現を口で歌うことで
指に繋げていく作業でした。
クラシックの場合は、長い音を使ったメロディも多いので
音が伸びている間
音と音の間
音がどこへ終着していくのか?
大きな流れ、エネルギーが動いていくのだと思います。
五線譜の横のラインに交わる
音符の縦の線ばかり見ていると
音楽の流れが想像できなくなってしまいます。
前に切り絵作家の蒼山日菜さんの
楽譜を切り絵にした作品を写真で見たことがありました。
立体的な楽譜といった感じです。
五線が曲線にもなっていて美しかった☆
音楽が聴こえてくるようでした。
こんな楽譜だとイメージしやすいのになぁと
思った記憶があります。
エネルギーが動いて流れていくことを
いつも体感しながら弾いていけたら、と思います。
冒頭のメロディ、最初の音からいきなり1オクターブ上の音へ
演奏していたわたしは
「そんなに簡単に弾かないで!」とジャズピアノの先生に言われてしまいました。
はじめは、何を言われているのか分からず・・・
先生はそのメロディを歌ってみせてくれました。
お腹に力を入れないと、いきなりのオクターブは
とても歌えません。
音と音の間に繋がるエネルギー
まさに虹が空に掛かるように、大きく伸び伸びと
広がる力強いエネルギーです。
わたしは、音を点と点としてしか、捉えていませんでした。
ただ、音が移動しただけ
音と音の間を意識できていませんでした。
それ以来、メロディを口に出して歌ってみることは
大切だと思ってきました。
ピアノの鍵盤上では、指を少し動かしてポン!と簡単に
弾けてしまうことが落とし穴なんですよね。
指を動かすことに気を取られ
指で歌うことがおざなりになってしまいます。
ジャズのレッスンでは、いわゆるスキャットと言われるものを
歌いながらフレーズを弾くことをよく練習させられました。
ちょうど、おしゃべりのイントネーションみたいに
細かいアクセントや、強弱が付くので
その微妙な表現を口で歌うことで
指に繋げていく作業でした。
クラシックの場合は、長い音を使ったメロディも多いので
音が伸びている間
音と音の間
音がどこへ終着していくのか?
大きな流れ、エネルギーが動いていくのだと思います。
五線譜の横のラインに交わる
音符の縦の線ばかり見ていると
音楽の流れが想像できなくなってしまいます。
前に切り絵作家の蒼山日菜さんの
楽譜を切り絵にした作品を写真で見たことがありました。
立体的な楽譜といった感じです。
五線が曲線にもなっていて美しかった☆
音楽が聴こえてくるようでした。
こんな楽譜だとイメージしやすいのになぁと
思った記憶があります。
エネルギーが動いて流れていくことを
いつも体感しながら弾いていけたら、と思います。
2013年5月9日木曜日
レッスンバッグ
楽譜を持ち歩くのに欠かせないのが
レッスンバッグですね。
A4サイズの楽譜を何冊か入るバッグというと
丈夫で大きさもあって・・・と選ぶと
よく友達からは「お医者さんバッグみたい。」とからかわれました。
わたしだって、みんなみたいな可愛い小ぶりのバッグ持ちたい!
でも、使用頻度が多いので、結局からだのわりには
大きなバッグばかり持ち歩いていましたね~
ちいさな生徒さんはカラフルな素敵なレッスンバッグを
持ってきてくれます。
お母さんの手作りだったり、ト音記号や音符、鍵盤が描かれたもの
自分で作ったマスコットが付いていたり、
いまは可愛いバッグがたくさんあるんですね。
「のだめカンタービレ」ののだめちゃんが
鍵盤柄のレッスンバッグを持っていましたよね。
てんとう虫も付いていたかな?
あれ以来、黒がベースの大人も持ち歩けそうな
鍵盤柄のレッスンバッグを楽器店などで
見かけるようになりました。
わたしも1つ欲しいな~と思っています。
鎌倉でのレッスンの帰り、電車に乗って
シートに座ると
お隣の年配の男性が鍵盤柄のレッスンバッグを
抱えているのに気付きました。
同じ音楽を勉強する仲間
親近感がわきます。
楽器は持っていないようだけど、何を習われているんだろう?
バッグから楽譜を取り出されて、目を通している様子です。
目に入ってきた楽譜には、エチュードと書かれている短い曲で
音を1つ1つ取られているようでした。
これからレッスンなのかな~
ひたむきな思いに心が熱くなります。
何かを学び続けるということは
体の中から自分でも思いもよらないパワーが
出てきたりもします。
そして、その一途さは見ていて
本当に清々しく気持ちが良いものです。
レッスンバッグですね。
A4サイズの楽譜を何冊か入るバッグというと
丈夫で大きさもあって・・・と選ぶと
よく友達からは「お医者さんバッグみたい。」とからかわれました。
わたしだって、みんなみたいな可愛い小ぶりのバッグ持ちたい!
でも、使用頻度が多いので、結局からだのわりには
大きなバッグばかり持ち歩いていましたね~
ちいさな生徒さんはカラフルな素敵なレッスンバッグを
持ってきてくれます。
お母さんの手作りだったり、ト音記号や音符、鍵盤が描かれたもの
自分で作ったマスコットが付いていたり、
いまは可愛いバッグがたくさんあるんですね。
「のだめカンタービレ」ののだめちゃんが
鍵盤柄のレッスンバッグを持っていましたよね。
てんとう虫も付いていたかな?
あれ以来、黒がベースの大人も持ち歩けそうな
鍵盤柄のレッスンバッグを楽器店などで
見かけるようになりました。
わたしも1つ欲しいな~と思っています。
鎌倉でのレッスンの帰り、電車に乗って
シートに座ると
お隣の年配の男性が鍵盤柄のレッスンバッグを
抱えているのに気付きました。
同じ音楽を勉強する仲間
親近感がわきます。
楽器は持っていないようだけど、何を習われているんだろう?
バッグから楽譜を取り出されて、目を通している様子です。
目に入ってきた楽譜には、エチュードと書かれている短い曲で
音を1つ1つ取られているようでした。
これからレッスンなのかな~
ひたむきな思いに心が熱くなります。
何かを学び続けるということは
体の中から自分でも思いもよらないパワーが
出てきたりもします。
そして、その一途さは見ていて
本当に清々しく気持ちが良いものです。
2013年4月25日木曜日
曲のイメージ
ドビュッシーの「ノクターン」を練習していた時に
最後まで通すことはできていても
演奏していても違和感があって、しっくりきていませんでした。
楽譜通りに弾いているのに、音楽表現もつけているのに・・
曲が姿を見せてくれないのです。
遠くに居る感じです。。。
そんな様子をわかられたのか
レッスンでわたしが前奏部分を弾いたあと
「どんな雰囲気がしますか?情景はどんな感じでしょう?」
と先生が聞いてくださいました。
先生に助けられながら、前奏部分は
朽ちた建物、ところどころ蜘蛛の巣が張っているような
以前、何かあったけど今は何もない、夢の跡
そこにわずかだけど美しい一筋の光が差し込んでくる様子が
イメージできました。
一度イメージができると今までバラバラのピースのように
思えていた部分にそれぞれの物語があり
強固な橋ではなく、ドビュッシー特有の危うい柔らかな橋でつながれたり
または、瞬間的にスーッと場面が夢のように消えていきました。
わたし自身がこの幻想の世界に入っていくと
それはそれは楽しくて
この世界を味わいたいがために、繰り返し弾きたくなりました。
こんな経験は初めてでした。
「あ~小さな頃から、こんな楽しい経験ができれば、
もう少しピアノも練習したかもしれない。」と思いました。
ファンタジーが大好きで読みあさっていたので
自分でお話を考えたり自分の作った世界で遊ぶのが好きでした。
ピアノの曲は題が付いている曲を弾けるのを楽しみにしていました。
ささやかな挿絵と題名で、曲のイメージが弾く前から大きく膨らんでいました。
通常は番号のついた曲ばかりで、つまらなかったです。
でも、ピアノレッスンでそんなことを聞いてくれた先生はいませんでした。
指使いや音の間違え、フォルテとピアノ
フォルテとピアノはボリューム調整のように思え
音楽を聴いたときに感じる高揚感とは程遠いものに思えました。
ただ、とにかく楽譜通りに弾かないといけないんだ。と胸に刻まれました。
自分がピアノを教えてみると
小さな子供のレッスンはとにかくやることが多くて
生徒さんも大変だし、先生も大変です。
どうしても余裕がなくなってしまうけれど
生徒さんと一緒に曲を楽しむこと、
どんなイメージが浮かぶか?どんな気分になるか?
そんな時間を大切にしたいと強く思いました。
それが音楽が生まれた理由ですものね。
楽譜に書かれた音をそのまま鍵盤に移すだけでなく
その音、響きが何を物語っているのか?
一緒に探していきたいと思っています。
最後まで通すことはできていても
演奏していても違和感があって、しっくりきていませんでした。
楽譜通りに弾いているのに、音楽表現もつけているのに・・
曲が姿を見せてくれないのです。
遠くに居る感じです。。。
そんな様子をわかられたのか
レッスンでわたしが前奏部分を弾いたあと
「どんな雰囲気がしますか?情景はどんな感じでしょう?」
と先生が聞いてくださいました。
先生に助けられながら、前奏部分は
朽ちた建物、ところどころ蜘蛛の巣が張っているような
以前、何かあったけど今は何もない、夢の跡
そこにわずかだけど美しい一筋の光が差し込んでくる様子が
イメージできました。
一度イメージができると今までバラバラのピースのように
思えていた部分にそれぞれの物語があり
強固な橋ではなく、ドビュッシー特有の危うい柔らかな橋でつながれたり
または、瞬間的にスーッと場面が夢のように消えていきました。
わたし自身がこの幻想の世界に入っていくと
それはそれは楽しくて
この世界を味わいたいがために、繰り返し弾きたくなりました。
こんな経験は初めてでした。
「あ~小さな頃から、こんな楽しい経験ができれば、
もう少しピアノも練習したかもしれない。」と思いました。
ファンタジーが大好きで読みあさっていたので
自分でお話を考えたり自分の作った世界で遊ぶのが好きでした。
ピアノの曲は題が付いている曲を弾けるのを楽しみにしていました。
ささやかな挿絵と題名で、曲のイメージが弾く前から大きく膨らんでいました。
通常は番号のついた曲ばかりで、つまらなかったです。
でも、ピアノレッスンでそんなことを聞いてくれた先生はいませんでした。
指使いや音の間違え、フォルテとピアノ
フォルテとピアノはボリューム調整のように思え
音楽を聴いたときに感じる高揚感とは程遠いものに思えました。
ただ、とにかく楽譜通りに弾かないといけないんだ。と胸に刻まれました。
自分がピアノを教えてみると
小さな子供のレッスンはとにかくやることが多くて
生徒さんも大変だし、先生も大変です。
どうしても余裕がなくなってしまうけれど
生徒さんと一緒に曲を楽しむこと、
どんなイメージが浮かぶか?どんな気分になるか?
そんな時間を大切にしたいと強く思いました。
それが音楽が生まれた理由ですものね。
楽譜に書かれた音をそのまま鍵盤に移すだけでなく
その音、響きが何を物語っているのか?
一緒に探していきたいと思っています。
2013年4月13日土曜日
思い出の音楽
縁あって今月より、着物リメイク教室の片隅をお借りして
キーボードを使用してのピアノ教室を開くことになりました。
きっかけは、リメイク教室に通う生徒さんが
昔、弾いたり歌ったりした懐かしい童謡や流行歌を
弾けるようになりたいというものでした。
当初は、ピアノを探していたのですが
なかなか見つからず、
また、着物の生地などを求めに来るお客様の出入りもあるということで
大きな音のするピアノより、音量調節の出来るキーボードの方が
良いかもしれない・・・と
生徒さんのご了承を得て、やってみることにしました。
ご希望の昔の童謡曲集を探しにYAMAHAに行くと
シニア向けの楽譜の見やすいものが見付かりました。
ソナチネまで進んだことがあるということでしたが、
久しぶりの再開ですので、やさしいエチュードや
譜読みの説明が必要な場合のための五線ノートなどを
用意していきました。
レッスンを始め、最初は易しいものから~と
エチュードをやってみると、難なくできてしまうので
それでは・・・と弾いてみたい曲は何ですか?と
曲集の中の1曲を譜読みしていきました。
あっという間に両手OK.
「スゴイですね~!」
「イヤ~でも、何だか緊張するわね~~」
確かにピアノを弾くことは同時に色々な作業をして
そして流れていかなければいけないので
集中力が必要なんですね。
そして、中学生の時に弾いたというソナチネを暗譜で弾いてみせて
いただきました。
まぁ、良く指も動いている!
「この曲集じゃ物足りないかもしれないので、ソナチネの続きとかをされます?」
とお聞きしたのですが、
「ううん、いいの。歌って弾ける方が楽しいから。」
ナルホド~~
わたしなんか、ガツガツしていて
あれも弾きたい、これも弾きたい
まだ、これも弾けてないし、
あ~前に弾いたのが忘れて弾けなくなってるー!!とか、
欲だらけですが・・・
わたしが70代になって、心から弾きたいと思う曲って何だろう?
その時、音楽に対して何を求めているのかな~?
青春時代によく歌った曲を
「懐かしいわね~」と言いながら弾かれて
当時のことも思い出されているようでした。
わたしが夫とよく80’sを聴きながらそれぞれの学生時代の笑い話をするのと
同じでしょうか。。。
音楽と思い出って結びついているんですよね。
声もとても美しい生徒さんの弾き語りが
どんなふうに進化していくのか
これからのレッスンがとても楽しみです。
☆もし、こちらのシニア向けの教室に興味をもたれた方がいらっしゃいましたら
こちら→manami1044☆gmail.com(☆を@に替えてください。)まで、どうぞ。
詳細をお知らせいたします。(東横線大倉山駅から6分くらいの場所になります。)
キーボードを使用してのピアノ教室を開くことになりました。
きっかけは、リメイク教室に通う生徒さんが
昔、弾いたり歌ったりした懐かしい童謡や流行歌を
弾けるようになりたいというものでした。
当初は、ピアノを探していたのですが
なかなか見つからず、
また、着物の生地などを求めに来るお客様の出入りもあるということで
大きな音のするピアノより、音量調節の出来るキーボードの方が
良いかもしれない・・・と
生徒さんのご了承を得て、やってみることにしました。
ご希望の昔の童謡曲集を探しにYAMAHAに行くと
シニア向けの楽譜の見やすいものが見付かりました。
ソナチネまで進んだことがあるということでしたが、
久しぶりの再開ですので、やさしいエチュードや
譜読みの説明が必要な場合のための五線ノートなどを
用意していきました。
レッスンを始め、最初は易しいものから~と
エチュードをやってみると、難なくできてしまうので
それでは・・・と弾いてみたい曲は何ですか?と
曲集の中の1曲を譜読みしていきました。
あっという間に両手OK.
「スゴイですね~!」
「イヤ~でも、何だか緊張するわね~~」
確かにピアノを弾くことは同時に色々な作業をして
そして流れていかなければいけないので
集中力が必要なんですね。
そして、中学生の時に弾いたというソナチネを暗譜で弾いてみせて
いただきました。
まぁ、良く指も動いている!
「この曲集じゃ物足りないかもしれないので、ソナチネの続きとかをされます?」
とお聞きしたのですが、
「ううん、いいの。歌って弾ける方が楽しいから。」
ナルホド~~
わたしなんか、ガツガツしていて
あれも弾きたい、これも弾きたい
まだ、これも弾けてないし、
あ~前に弾いたのが忘れて弾けなくなってるー!!とか、
欲だらけですが・・・
わたしが70代になって、心から弾きたいと思う曲って何だろう?
その時、音楽に対して何を求めているのかな~?
青春時代によく歌った曲を
「懐かしいわね~」と言いながら弾かれて
当時のことも思い出されているようでした。
わたしが夫とよく80’sを聴きながらそれぞれの学生時代の笑い話をするのと
同じでしょうか。。。
音楽と思い出って結びついているんですよね。
声もとても美しい生徒さんの弾き語りが
どんなふうに進化していくのか
これからのレッスンがとても楽しみです。
☆もし、こちらのシニア向けの教室に興味をもたれた方がいらっしゃいましたら
こちら→manami1044☆gmail.com(☆を@に替えてください。)まで、どうぞ。
詳細をお知らせいたします。(東横線大倉山駅から6分くらいの場所になります。)
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